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キャノンの株主総会  ~もっとカメラ・オタクに参加してほしい~ [楽しい資産運用]

木曜と金曜は、12月決算の会社の、株主総会の集中日でした。
木曜は所用があったので、私にとっては実質金曜一日だけ。

楽天は話題が豊富そうだし、花王は例のカネボウ化粧品の件について反省の弁を聞きたい気もするし、と迷ったのだけれど、今年は思い切ってキャノンに行くことにしました。
思い切ってというのは、単に遠いからというだけです。
株価が安い理由は分かるけど、なにしろ配当利回り4%超ですからね、ちょっと話を聞きたくなりました。
空も晴れて春らしく、郊外へ出向くには格好の日和です。

人波に乗って本社にたどり着くと、芝のみどりも鮮やかに、広い空間がパッと開けて、シリコンバレーにでもいるような気分。
久し振りに来たけれど、こんな社屋に通勤してたら気分いいだろうな、と思う。

大会社の総会は大体そうだけれど、ここも高齢の出席者が多い。社長も79歳だからしょうがないか。
株主からの質問でも、いつまでもトップにとどまるのは老害じゃないか、というのがありました。
経営者が凡庸であれば、居座り続けて老害、というのが正しいでしょうが、御手洗氏の実績からすれば、それはあまり当たらないかも。この手のケースはむしろ、次に続く経営者が育っていないのではないかという心配ですね。キャノン以上に心配な会社は他にも色々とあります。
私としては、とにかく良い経営をしていただければ、お年を召していても構いません。

老害を言うなら、株主質問の方にむしろ目立ったような…。
お年を召した方が、本筋にあまり関わりのない内容で、延々と雄弁をふるうという場面は、株主総会ではよくあるのですね。人生経験を長く積んでくると、ついついその一部を披露したくなるのでしょう。
今日の日本を嘆いてみたり、企業の在り方について意見してみたり、まあ言説ごもっともという話もあるけれど、ここでやるのは止めていただきたい、という感じ。今日はこの手の発言が多かった。

御手洗社長も、株価が安いのは経営が良くないからじゃないか、というようなことを質問されたのに答えて、今日のグローバルな競争が如何に厳しいか、会社が企業価値の向上に如何に努めているか、また延々と演説なさって、この辺は少々老害入ってたかしら?

聞いてて為になった質問は少なかったけれど…
ミラーレス化が進んで、一眼レフの時と同じ競争力が保てるのか、という質問があった。そういう、製品や技術動向に関わる質問をする人が多いと、面白いのですけれどね。
カメラ・オタクみたいな人が多く来て、私じゃ絶対できないような質問、して欲しいなあ。

で、この質問に対する答え。
競争力は交換レンズの性能と品揃えで決まる。ミラーレスになってもそれは変わらない。

私が聞きたかったのは、コンパクトデジタルカメラは、この先どのくらいまだ落ちるのか、ということ。
書類で見ていると、同じ事業の中に種々のカメラやインクジェット・プリンターがごちゃまぜになって記されていて、問題の部分がよくわからないのです。
でもこれ、株価の足を引っ張ってますよね?

質問させてもらえたので、以下はその回答。
ピーク時出荷は年間2300万台、昨年は1400万台、今年の予想は1000万台。
スマホでは撮れない範囲の写真というものがあって、残りの1000万台は大体がその種の高級路線だから、その後はそれほど減らないと思う。
一眼レフは関係ない。スマホと両方持っているのが普通だから。

…大変参考になりました。

コンプライアンス関連では、良い質問もありました。社外取締役など役に立たない、と公言してきたのに、今回採用したのは何故か?
社外取締役は、元検事の弁護士と、財務省出身者。
それは、M&A案件や移転価格税制の案件が増えたから、法務と国際税務の担当者を置くことにしたのだ、というのが回答。

すると株主から、「それじゃ、取締役を監視する、という社外取締役の意味を成してない」と突っ込みが入りました。おっしゃる通りです。
社長は、そんなことわかっとるわい、という感じの答えでしたが、自分を監視させるなんて役目は不要だ、と心の中では思っていることでしょう。
そういえば、今日は社外監査役の一人が欠席しているけれど、書類を見て納得。花王と兼任、となっていた。

総会が終わってホールを出ると、構内の桜が少し咲き始めているのが目に入った。
なかなか美しいので、写真を撮ろうかな、と思ったけれどやめた。持っていたデジカメがSONYだったから。

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